新車バイクのメーカー保証
バイクを買ったものの、しばらくして故障が発生してしまったというケースがあります。そういった場合、新車ですとメーカー保証が適用されますので安心です。通常利用している範疇で発生したトラブルならば、無償で直してもらうことが可能です。命を預けるバイクですから常に安全が確保されていることが求められますが、保証があれば良好な状態をキープすることができます。
ただ保証期間には定めがあり、大体2~3年の期限となっています。メーカーによって差異がありますので、保証が気になる時にはきちんと確認をしておくと良いでしょう。なお2~3年の保証ですと少し短く感じるかもしれません。新車バイクの場合はトラブルを起こす可能性も低く、期間が過ぎた後の方が当然リスクも高まります。
もしメーカー保証が心配な場合、延長保証プランを利用するのも良いと言えます。メーカーによっては有料となるものの保証期間を延長させることができるのです。5年程度のロング保証をしてもらうことも可能なため、より一層の安心感を持てるようになります。自費で修理をするよりも延長保証プランを利用した方が安くなることもありますから、これから新車バイクを購入する際には加入を検討してみると良いでしょう。
新車バイクの性能
最近のバイクは非常に高性能で、特に新車は操作性、加速力、低速トルクともに抜群です。日本のバイクの性能は世界一と言われており、世界初の時速400キロオーバーを達成したのも日本製でした。現在はリミッターによって300キロオーバーのマシンは日本では販売できませんが、時速400キロを狙えるほどの技術力はあると言われています。
現在は最高速度が抑えられている反面、低速での乗りやすさが増しています。さらに故障しにくく、メンテナンス性も大幅に向上しており、以前より初心者向けと言っていいでしょう。新車バイクのパワーをフルに発揮させるためには、1,000キロメートルはならし運転をしましょう。部品の摩耗を抑制し、パワーロスが出ないようにする必要があるのです。
中古の場合はならし運転は必須ではありませんが、運転操作になれるまでは行ったほうがいいと言えます。新車でならし運転をしない場合は、パワーロスによって加速、トルクなどが低くなると言われています。本来の高機能を発揮させるためにも、ならし運転は必ず行ってください。その期間は急激なアクセルワーク、ブレーキングなどは避けて、安全に乗るようにしてください。あとは暖気運転をして、少しエンジンを温めてから走り出すことが大切でしょう。
中古バイクの納車
初めてバイクを購入する際には、新車ではなく中古のバイクを選ぶ人も多いでしょう。まず最初に購入手続きを無事に完了させることが大切です。
いろいろな店舗を見て回り、お気に入りの一台が見つかったら、その購入店舗が信頼できるとかどうか見極めましょう。購入後にも長くその店舗と付き合っていくことを考えると、自分にとって、たくさんのメリットがある店舗や、対応の良いスタッフがいるところを選びたいものです。またこれからバイクに乗って楽しむためには、金銭的な負担がのしかかる購入計画はやめた方がよいでしょう。購入する店舗は1店舗だけにとらわれずに、複数の店舗を見て回るようにしましょう。
そして購入の契約を行います。購入する際には、車体の金額だけではなく税金や保険費用、納車する際の点検費用なども必要になります。たとえ中古であっても、高額な費用が必要となるので、購入する際には注意が必要です。購入手続きが完了したら、あとは納車を待つのみです。契約したその日に乗って帰りたいと思う人もいるかもしれませんが、車体の登録手続きやナンバープレートを発行して取り付けるなど、数日間は日数が必要となります。早くても 1週間ほどはかかるので、時間に余裕を持っておくようにしましょう。
走行距離はこだわるべきか?
バイクの中古を購入するとき、走行距離と年式にはこだわるでしょう。走行距離は少ないほどいいですが、年式もよく確かめておきましょう。たとえ走行が少なくても、年式が古いほど不具合が発生しやすくなります。不具合が出やすいバイクの特徴というのは、長年乗り手がおらず放置されていたマシンです。こうしたマシンは、しばらくは無理をせず、急なアクセル・ブレーキに注意して乗るようにしてください。
バイクは非常に繊細な乗り物ですから、決して無理をしてはいけません。特にビッグマシンは高出力・高トルクが特徴で、ロケットのような加速力がありますから、しばらくはならし運転をするのがよいでしょう。ならし運転は新車だけでなく、中古でも行ったほうが安心です。少しずつならしてマシンに自分の癖をつけていくといいです。
中古バイク選びをするときは、実際に試乗をさせてもらうのがいいでしょう。新車より故障しやすいのは確かであり、実際に乗って違和感・異音などがないか確認してください。無理をしないためにも、1,000kmくらいはならし運転をするのがよいでしょう。少しずつ体をならしていき、1,000kmを超えたあたりから高速走行をするのがベストです。